美羽「詠叶さん、どっちで言ったほうがいいですか?」

詠叶「仕事の方で」

美羽「わかりました。石見咲(いわみさき)です」

海空「石見空(いわみそら)でーす!」

波瑠奈「石見瑠奈(いわみるな)です」

晴華「能登華(のとはな)だよ!」

雷華「能登雷(のとらい)だよ!詠叶さん、気づかないなんて酷すぎ!教師始めてから感覚、鈍ったんじゃないの?」

私たちがそう言うと、やっと理解したのか、驚いた表情を見せた。

ちなみに上から私、海空、波留奈、晴華、雷華の順番。これは仕事のときの名前。だから本名ではないけど偽名ではない。

響「雷、一言余分だ。…感覚が鈍ってるのは否定できないけどよぉ、なんでお前らがいんの?ここ男子校なんけど。それにちゃっかり男装してるしよぉ」

流石にそう思うよね?アハハハ

詠叶「この5人に全国の子と更生をお願いしたくてね」

そう説明したけど納得するはずがー

響「はぁ。わかったよ。でもバレたらやばくねぇか?」

納得するの!?
 
詠叶「まぁ大丈夫だよ。ちなみに名前はどうするの?さっきと同じ順で言ってって」