「このパーティーに、今後の会社の命運が関わっている。取引先のお孫さんが雅をパーティーに連れてこいと言ってな…。
だからすまない。会社のためにパーティーに行ってほしい」
ととんでもない事を祖父が言い始めた。
そんな大きそうなパーティーになんて行ったことないし断りたいけれど家族のことを思うと断れない。
「わかったよ…。
でもそのお孫さんに会ったらすぐ帰るからね」
と言うと両親と祖父は嬉しそうだった。
今この場にはいないけれど祖母の青(あお)のことを思うとさすがにね。
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