「そんなこと私には関係ないですし。
早く帰ってください。」
「嫌だ………。
今出ていったら2度と会えなくなる
ずっと片思いしてたのに………
ごめんね。ちゃんと直すから…………」
そこまで喋るとこの男はまたわーわー泣き始めた。
とにかくうるさい。寝たい。
静かにしてもらうためにとりあえず言う。
「わかりました。でも今日はとりあえず帰ってくださいまた今度もう1回会いましょう」
「なんでもう1回なの…?
嫌だそんなの。好きなのに。
今日もちゃんと看病する
静かにするからちゃんと
お願い心配なんだ傍にいさせて……」
「1回でも大きい声出したらすぐに家から追い出しますから」
と言うとこの男はすぐに泣くのをやめた。
嬉しそうに笑いながら
「雅ちゃんありがとう」
とスリスリしてきた。
気持ち悪いけどもにかくもう疲れたから寝ることにする。
