「それなら、俺とやりとりして慣れればいいだろ?」

「いえ、あの…」

家族と会社の命運が危ない。
でもこの男と関わりたくない。どう返せばいいんだ。と悩み始めるとこの男は斜め上のことを言い始めた。

「俺が彼氏になれば問題ないってことだろ」

「え…………」