「ドレスとかは持ってないんだけど」

と言うと母親が

「実はね、取引先のお孫さんが贈ってくれてね」

と、大きな箱を持ってきた。
サイズとはお孫さん知らないはずだし怖いと思いつつもとりあえず箱を開けてみると私好みの青い綺麗なドレスが入ってた。

「綺麗…」

「雅が好きそうだなと思って贈ってくれたみたいよ」

と母親に言われる。