「あ、まって」
今度はなにかな……海斗君がイケメンすぎて話している私達にすっごい視線が集まってるんだよね。
「なあに?」
海斗君は嬉しそうに話を続けた。
「俺たちって1回前に会ったことあるよね?」
……ドキ?!なんで覚えてるの?結構前だよね1月か2月の時だよね会ったのって!しかもここで言わなくても良くない?ここ教室。海斗君イケメンすぎめみんなから注目浴びてるの気づいてないの?
前から海斗君のこと知ってたなんてみんなに知られたら私どうなっちゃうのよ?!みんなから、いや特に女子から何言われるかわかんないじゃん!
「さぁ?前に会ったことなんてあったけ?見間違いじゃない?」と目を逸らして言った。
「じゃあさ確かめるからちょっと来て」
……は?嘘でしょ?
そう考えている間に海斗君君は私の手を握って私を公園まで連れていった。