「海斗君ちょっといい?」
本当はこの場出話しかけたくもない。なぜなら、西園寺さん達と喋っていたからだ。申し訳ない気持ち……
「いいよ。どうしたの?」
「リレー選手の紙書きたいんだけど……」
「OK、いいよ」
「そういえばなんだけど、走る順番どうするの?」
「あ、やべっ忘れてた。」
「……今8人ともまだ教室にいるから決めてから書く?」
「だな。おーい、リレー選手集まれー」
「じゃあ決まったことだし書こっか」
「1番は稲見優花梨、2番は蓮見和月、3番は小春愛理澄、4番は秋那望琉、5番は、西園寺美琴、6番りり、8番俺。」
「海斗君の漢字あってる?」
「あってる。よし、この紙を明日の実行委員の集まりに提出すれば大丈夫。」
「え、明日って実行委員会集まりあったんだ。」
「先生言ってたじゃん、聞いてなかったの?」
「……うん」
「次からは聞いてろよ」
「はーい」

