高校受験日の当日、緊張して早く家を出てしまった莉々亜(りりあ)は試験会場の近くの公園によった。そこには傷だらけの同い年ぐらいの男子が倒れていた。バッグに手をかざした。そういえばこのバッグにつけているキンホルダー高校のバックにも付けよう!これは大切な物だから。バッグに入っていたもので手当てをした。
そしたら丁度男子が目覚めたときだった。私は試験会場に行かないと行けない時間だったので男子にはお辞儀だけし、その場を去った。
試験ではあの男の子のことを考えてしまいあまり調子が出なかった。