俺なりに藤井にしたことを反省した。
だから、藤井にも喋りかけることもしていない。
あいつが保健室に行ったとき、俺は心配で見に行ったんだ。
そしたらスヤスヤと寝息をたてて寝ている藤井がいた。
その寝顔があまりにも可愛くて−…
思わずキスをしてしまいたくなった。
けれど、もうしてはダメだと自分に言い聞かせる。
だからせめて−…
せめて触れさせて…
そっと頬に触れる。
俺、藤井の嫌がることしか出来なくてごめんな。
「ごめんな」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…