俺なりに藤井にしたことを反省した。



だから、藤井にも喋りかけることもしていない。






あいつが保健室に行ったとき、俺は心配で見に行ったんだ。



そしたらスヤスヤと寝息をたてて寝ている藤井がいた。





その寝顔があまりにも可愛くて−…



思わずキスをしてしまいたくなった。



けれど、もうしてはダメだと自分に言い聞かせる。




だからせめて−…



せめて触れさせて…












そっと頬に触れる。










俺、藤井の嫌がることしか出来なくてごめんな。







「ごめんな」