中身のないわたし
からっぽの脳みそで
こころは歪んでる
どこにいても
何をしても
喜怒哀楽は無し


ある日突然
彼は現れた
無視するわたしに
ずっと話しかけて


少しずつ
少しずつ
灰色の世界が色づいていく


彼の笑顔
彼の優しさ
彼の心に触れるたび
どんどん色づいていく


何もなかったわたしに
いろいろな世界をみせてくれた
何もなかったわたしは
いろいろなことを積み重ねていく


喜怒哀楽すべて
彼が教えてくれた
からっぽの脳みそも
歪んだこころも
彼でいっぱいになった 


恋することも
将来の夢も
会えない淋しさも
失恋の悲しさも
彼が教えてくれた


でもね
出逢えてよかったよ
 



ありがとう