○校舎の影などひと気のない場所まで連れ出された潤。
潤を壁側に追い込み、覆いかぶさるようにして葉澄がキスをしている。
潤「は、はすみ、く……んっ」
嫉妬と独占欲の混ざるキスを受け止めながら翻弄される潤。
「潤」と名前を呼ばれるだけでドキドキしてしまう。
葉澄「……あいつとキスしたりしてないよね?」
潤「し、してないよ」
葉澄「本当にホント?」
潤「ほんと。(キスされて)……っ!」
葉澄「ずっと一緒にいられないから、……不安になる」
弱気な葉澄の表情。
潤(わたしが不安に思うように、葉澄くんも不安なのかな)
きらびやかな芸能界にいる葉澄だが、これまでの学校生活では孤立しがちだった。
潤が芸能活動をする葉澄の姿を知らずにもやもやしているのと同様に、葉澄も自分がいない学校で潤が楽しそうに生活しているのかもと考えてもやもやしていたことを察する。
潤「すき」
潤「わたし、葉澄くんが好き」
『お試しでもいいから、俺と付き合って』と葉澄に言われ、流されるように付き合いだした潤だが……。
潤(いつからだろう)
なかなか既読が付かないことを気にしたり、キスシーンを見て動揺したりして。
潤(こんなに胸が苦しいのは、『お試し』なんかじゃないよ)
潤(恋ってこんなに苦しかったんだ)
葉澄の様子を窺う潤。
葉澄は停止してしまっていた。
葉澄「ほんと?」
葉澄「ほんとに俺のことが好き?」
潤「(照れながら)う、うん……」
葉澄「……もう一回言って」
潤「え。は、葉澄くんが、好き……」
葉澄「ほんと?」
潤(そうだった。葉澄くんってめちゃくちゃ疑り深いんだった!)
潤の告白を信じられずに無限ループに陥りそうな葉澄。
葉澄「もう一回」
潤「もう言わない! ――早く戻ろ! 試合が終わっちゃうよ!」
逃げようとする潤だが、葉澄に呼ばれる。
葉澄「潤」
葉澄「好きだよ」
告白し返されてときめく潤。
潤を壁側に追い込み、覆いかぶさるようにして葉澄がキスをしている。
潤「は、はすみ、く……んっ」
嫉妬と独占欲の混ざるキスを受け止めながら翻弄される潤。
「潤」と名前を呼ばれるだけでドキドキしてしまう。
葉澄「……あいつとキスしたりしてないよね?」
潤「し、してないよ」
葉澄「本当にホント?」
潤「ほんと。(キスされて)……っ!」
葉澄「ずっと一緒にいられないから、……不安になる」
弱気な葉澄の表情。
潤(わたしが不安に思うように、葉澄くんも不安なのかな)
きらびやかな芸能界にいる葉澄だが、これまでの学校生活では孤立しがちだった。
潤が芸能活動をする葉澄の姿を知らずにもやもやしているのと同様に、葉澄も自分がいない学校で潤が楽しそうに生活しているのかもと考えてもやもやしていたことを察する。
潤「すき」
潤「わたし、葉澄くんが好き」
『お試しでもいいから、俺と付き合って』と葉澄に言われ、流されるように付き合いだした潤だが……。
潤(いつからだろう)
なかなか既読が付かないことを気にしたり、キスシーンを見て動揺したりして。
潤(こんなに胸が苦しいのは、『お試し』なんかじゃないよ)
潤(恋ってこんなに苦しかったんだ)
葉澄の様子を窺う潤。
葉澄は停止してしまっていた。
葉澄「ほんと?」
葉澄「ほんとに俺のことが好き?」
潤「(照れながら)う、うん……」
葉澄「……もう一回言って」
潤「え。は、葉澄くんが、好き……」
葉澄「ほんと?」
潤(そうだった。葉澄くんってめちゃくちゃ疑り深いんだった!)
潤の告白を信じられずに無限ループに陥りそうな葉澄。
葉澄「もう一回」
潤「もう言わない! ――早く戻ろ! 試合が終わっちゃうよ!」
逃げようとする潤だが、葉澄に呼ばれる。
葉澄「潤」
葉澄「好きだよ」
告白し返されてときめく潤。