「よし、今日は俺がご飯作ろうかな?」
そう言った宮野くんは牛乳とか野菜とかを選んでタブレットから出している。
「宮野くん、料理出来るの?」
「うん。うちは父さんがいなくて、母さんも仕事遅い時があって。6歳の妹とふたりでご飯食べる時、作ったりもしてるんだ。今日は妹が喜んで食べてくれるチーズカレー作ろっかなって思ってる。あっ、小松、好き嫌いある?」
「ないよ! なんでも食べれる。カレー大好き!」
「そっか、よかった!」
宮野くんが手際よく作っている。
私は横で眺めている。
「何か手伝うよ!」
「じゃあ、鍋見てて? 俺、サラダ作るわ」
私は、あとは煮てカレールーを入れるだけな状態のカレーの鍋を眺めた。宮野くんはキャベツを包丁で切っている。
「千切り、上手いね」
「俺、これは自信あるんだ! 妹、細く切ったキャベツなら沢山食べてくれるから、練習したんだ!」
食卓に並んだカレーライスとサラダ。
宮野くんの手作り! 幸せ。
「美味しい!」
「よかった。ちょっと座って待ってて?」
そう言った宮野くんは牛乳とか野菜とかを選んでタブレットから出している。
「宮野くん、料理出来るの?」
「うん。うちは父さんがいなくて、母さんも仕事遅い時があって。6歳の妹とふたりでご飯食べる時、作ったりもしてるんだ。今日は妹が喜んで食べてくれるチーズカレー作ろっかなって思ってる。あっ、小松、好き嫌いある?」
「ないよ! なんでも食べれる。カレー大好き!」
「そっか、よかった!」
宮野くんが手際よく作っている。
私は横で眺めている。
「何か手伝うよ!」
「じゃあ、鍋見てて? 俺、サラダ作るわ」
私は、あとは煮てカレールーを入れるだけな状態のカレーの鍋を眺めた。宮野くんはキャベツを包丁で切っている。
「千切り、上手いね」
「俺、これは自信あるんだ! 妹、細く切ったキャベツなら沢山食べてくれるから、練習したんだ!」
食卓に並んだカレーライスとサラダ。
宮野くんの手作り! 幸せ。
「美味しい!」
「よかった。ちょっと座って待ってて?」



