次の日の昼間は言われた通り家を空けておいた。 というより仕事があったのだけれど。 でも家についてもなかなか入ることが出来ない。 亮の荷物が家から全て無くなっていることを自分の目で確認するのが恐かった。 自分から終わらせたのにばかみたいじゃない、そう言い聞かせて部屋のドアを開けた。