海をみていた
君とふたりで
温かいコーヒーを飲みながら
肩を並べて


こんな夜中に
付き合わせてごめんと
謝る君の声は
いつもより低かった


悲しげな顔をして
何も言わずに ただ海をみていた
波の音を聴いて
潮風を感じる
それが君の心の充電のやりかた


つらいときは
いつだって言ってよ
悲しいときは
泣いてもいいよ
淋しいときは
傍にいてあげるから


いつだって君を 
支えていきたい
いつだって君の 
隣に座っていたい


だから
傍にいる権利を私にください