『_____昨夜、〇〇県△△市××町のアパートで殺人事件が起こりました。
死体はバラバラにされており、未だ頭が見つかっていない模様…____』

朝のニュース。

テレビから聞こえてきたのはそんなことだった。

2人の影は口角を上げて笑っていた。


〜・~・~


______ピピピ……ピピピ……ピピピピピピ!

バシッ

目覚まし時計を停める。

「ん〜……」


〜〜〜•*¨*•.¸¸♬︎♪♪…♪♪♬.*゚

「はいはいはい、…こんな、朝パラからなんやねん」



「はい、未王です」

《おい!未王!事件だぞ、事件!寝てる場合じゃねぇぞ!》

この声は、警察官の課長。哉 亮太(はじめ りょうた)2番目に偉い人。

「……哉さん、毎回毎回言いますが俺ではなく、見川探偵とかに言ってもらいます?
それか、天才高校生でも。
俺は、部外者なんですから」

《お前、何言ってんだ?》

「へ?」

《警察官に属しているんだぞ。警察探偵幹部にだ》

「……もう一度、寝ますね」

《おい!未王!もういい、お前のアパートに乗り出す》

「はぁ?!それだけは、警察官でもダメです!分かりました……引き受けますよ」

《そうこなきゃな。待ってんぞ》

ブチ

相手から切れた。

スマホは、ツーツーツー……と言ってるだけ。


はぁ……起きるとしますか。

俺の名前は、未王靱負。

電気系の仕事をしている。

とある事件から警察に身を置いている。


今日は、土曜日で休み。

……あれ?休みなのに、なんで目覚まし時計が……あ、消し忘れた!

たまーにあるんだよな〜はぁ、まぁいいか。

俺は身支度を済ませ、警察署へと向かった。