A Little Bright Life.

「よぉ。」

ニカッと笑うと私のベッドのほうに座った。

「あれ、綿ちゃんのお見舞いに来たんじゃないの?」

私がそう聞くと、二人は面白いことなんて一つもなかったはずなのに大爆笑をした。

私は何がそんなに面白いのかわからず首をかしげていた。

何だろう、誰かが下品なことを知らぬ間にした?

「違うよ、綿の見舞いになんて来ないよ。綿に会うことなんて滅多にないからこの前はびっくりしたよ。」

「そうなんだ、でもそれだけで笑っていたの?」

「違う、違う。あまりにもひかるさんって鈍感すぎるなって思ってひなくんのほう見たらひなくんもそんなこと思ってる顔して
て、抑えきれなくて。あははは」

また思い出したかのように笑う綿ちゃんを見てなぜか面白くもないのに自然に面白くなる。

私を鈍感だと言っていたけれど、あまり自分ではそう思わない。

私は意外と勘が当たる方だし、これまで察しがいいねと言われて続けてきたから。

「なんで鈍感?」

「いや。わからない方がいいよ。」

私は二人が笑っている意味が分からず、この空気を何とか変えようと話題を変えた。

私だけついていけていないだけでなく、わからない方がいいと言われたら、悪口を言われているのかと思ってしまうから。