A Little Bright Life.

「ねえ、ひかるちゃんって呼んでもいーかな?」
「う、うん。じゃあ太陽くんって呼ぶね。」

「おう!」

私がそういうとすっごい笑顔で、返事してくれたから少しドキッとしてしまった。

「太陽くんって、何歳?」

「あー僕?16歳。ひかるちゃんは?」

彼が発した数字にびっくりした。

16歳って私と同い年?!大人っぽいし、お姉ちゃんのことを呼び捨てにしていたから、20歳は超えているものだと思っていた。

「わ、私も16歳。」

「え、同い年?!小っちゃくて可愛いからもっと年下だと……。」

「小っちゃくて、可愛い……。」

太陽くんが、言ったことをもう一度言ってみる。

すると、私も太陽くんも顔を真っ赤にしていたので思わずわらってしまった。