A Little Bright Life.

「きゃははは」

病院につくと、いつもよりにぎやかだった。

病院ってこんな騒がしいところだったっけ?あんまり来たことないから忘れてしまった。

周りにいた人に聞いたら、感謝祭りというのをやっているらしい。

「へぇ」

そんなことやるんだ。

面白いけど、そんな日にきたら、みらいの妹が見つけづらいじゃないのかな。

そんなことを考えていると、目の前を子供が駆けていった。

危ないだろ、親はどこにいるんだ?

周りを探していると、みらいに見せてもらった写真の人に似た人がいた。

僕は、その人に向かって無我夢中になって寄っていった。

その人は驚くくらいにきれいな人だった。