「みらい、お前妹入院してるんだっけ?」
「うん、そーだけど。年上に向かってお前って?」
睨んでくるみらいをみてつい怯えてしまう。
「ひぃ!」
僕は辻太陽。見るからに明るそうな人だけど、全く明るくないと自分では思っている。
みらいとかその取り巻きとかにはバカ明るいやつだろっていつも突っ込まれる。僕の過去を知らない人はそういう風に言う。
それはそれで複雑な気持ち。
「何病院?あいたいなー」
「は?いやよ。ひかるはぜーったいに渡さないんだから!」
顔を膨らませて睨んでくるみらいは、女子とは思えないような怪物そのもの。そう言ったら手が出てくるだろうから、言わないけ
ど。
「うん、そーだけど。年上に向かってお前って?」
睨んでくるみらいをみてつい怯えてしまう。
「ひぃ!」
僕は辻太陽。見るからに明るそうな人だけど、全く明るくないと自分では思っている。
みらいとかその取り巻きとかにはバカ明るいやつだろっていつも突っ込まれる。僕の過去を知らない人はそういう風に言う。
それはそれで複雑な気持ち。
「何病院?あいたいなー」
「は?いやよ。ひかるはぜーったいに渡さないんだから!」
顔を膨らませて睨んでくるみらいは、女子とは思えないような怪物そのもの。そう言ったら手が出てくるだろうから、言わないけ
ど。
