A Little Bright Life.

僕は鏡に映る僕を見た。

それは今の僕じゃなくて、あのアルバムに入っている写真に写る僕の姿だった。

僕はどんどんそのころの記憶へと吸い込まれていった。

【太陽、これが神澤さんの家だ。】

【【ひなたくん、よろしく】】

【よろしく】

初めて顔を合わせた日はよく晴れていて、楽しかった。

そのころはお母さんもいて、元気に走る僕たちを叱っていた。

僕たちは秘密の倉庫じゃない、ペンションに一緒に住んでいた。

そのペンションは森の真ん中にあって暗くて好きじゃなかった。

秘密の倉庫は倉庫だから暗くても大丈夫と謎の気持ちがあった。