A Little Bright Life.

「ここよ、秘密の倉庫」

そう指が指していたのは、デカい建物だった。

倉庫というよりは、豪邸。

僕はこれを見ても全く思い出すことはなかった。

【ひなたーくんっ!】

ひかるちゃんが呼ぶ声が聞こえる。

振り返ってみても周りには人の気配はなく、みらいと僕だけ。

木々が少しうれしくなったように揺れている。