A Little Bright Life.

「……多分頭痛くなった時に、勝手にいなくなった日からちょっと仲が悪くなったらしいんだけど、そんな風には見えなかったわ。」

頭が痛くなった日?

「その日って、夏?」

「うん、夏祭りの日だったからね。」

あの子ってひかるちゃんだったのか?!

前に僕が親父と夏祭りに行った時、僕は女の子に駆け寄っていった。

その女の子はどこかが痛そうで、苦しそうな表情をしていた。

その時の女の子はひかるちゃんだったのか。

どこかで見たことがあるような顔だとは思っていた。

でも気のせいだと思っていたから、まさかあの女の子とは思えなかったのだろう。

「…。」

「…。」

僕らはその後会話なく、黙々と作業をしていた。

ひかるちゃんの写真や持っていたものがどんどん出てきて、

会ったことのないひかるちゃんのはずなのに、懐かしく思った。

僕にもこんな時期があったな、そう思った。