A Little Bright Life.

「…あ、これ。」

机の上に乗っていたのは、淡い黄色の筆箱だった。

前に話した時に親友とおそろいで買ったと言っていたものだ。

この時は黄色が好きだったらしい。

光と似ている色だからと言っていたかな。

「…雪ちゃん、元気かな。」

みらいも知っている人だから、その子の話をした。

僕が知っているのは筆箱くらいだから聞くのに集中していた。

結構頭がいいらしく、高校生ながらアメリカで暮らしているらしい。

留学の準備をしているときに、ひかるちゃんが入院してしまったから、見舞いには来れなかったらしい。

生活が落ち着いたはずの今も来ない。