A Little Bright Life.

「ひ、なた…くん。」

「うん?」

泣きそうになりながら太陽くんは私の言葉に耳を傾けてくれる。

私ね

「わた、しの。生きる意味っは、」

「うん、」

【太陽と暗闇をつなぐ一筋の光になること】

「そっか。」

泣いて喜ぶ彼にキスをした。

こんな弱いキスは初めてだ。

そのくらい私の力は底をついていた。