「大丈夫、これ花粉症」

「そうなんですねー!!!」

「さあ、読んで。」

渡された子ども誌を読むと綿ちゃんが取材されていた。

闘病中…。

私が病気であることを知ってから太陽くんに会うまで、闘病じゃなかった。

もう受け入れて、痛みを押さえていただけ。

でも太陽くんに会って闘おうって思った。今からじゃ遅いかもしれないけれど。