「うっそ、ひかる裁縫できるんだ。」

私の刺繡を見てへえとうなっているみらい。

そういえば裁縫を習っていたときちょうど大学一年で見れてなかったんだっけ。

「うん。できるよ」

「私にも今度教えて」

「分かった。できる~?」

「できるわよ、わからないけど」

嘘だ。みらいは超がつく不器用だ。

そんなの怪我して終わるだけだ。

「じゃあ、私取材行ってくる。」

「「私も」」