「ご飯食べよう。」

私は二日分のご飯を食べたら、太陽くんにご飯を食べさせた。

勢いよく食べているので安心した。

「これ、綿ちゃんに渡して。」

「え?」

「お守り。ずっと元気でいられるようにするための。」

「……そう。ひかるちゃんへのお守りは僕だからね」

私が渡すと、太陽くんは陰りのある笑顔を見せた。

そう。私が元気でいるためのお守りは、太陽くんだからね。