それが私にとっての生きる意味。

暗闇にいた綿ちゃん、朝さん、そして私。

そこに現れた太陽のような太陽くん。

私は暗闇に太陽の光が差すように光になる。

それが私の生きる意味なの、かも。

太陽に手を伸ばすと、一気に雲で隠れてしまった。

そして、また症状が出てきてしまった。

「っはあ、っひぃ。はっ、はあ」

午後四時三十七分。

太陽が雲に隠れたと同時に光になった私は死へと一歩また近づいた。

「ひかるちゃん!!」


苦しい、助けて。

太陽くん。

「はあ、っはあ。」

助けて。

そこでまた意識は途絶えた。