A Little Bright Life.

私は一人不安なことを考えてしまっていた。

私もこれから血を吐いてそのまま死んでしまうのではないか。

私がしんでも誰も気に留めてくれないのか。

数年後には存在すらなくなったものになってしまうのではないか。

未来のことばかり考えていた。

そういえば変わったなあ、私。

ずっと過去しか思い出してなかった。

あの時はこうでーとか、その時ああすればとか。

「……」

すべて太陽くんに会ってから変わったかも。

過去ばっか見てた私に、すごくきれいな言葉を言ってくれて。

私はずっとその言葉ばかり考えている。

「ふう。」

私が深呼吸すると、心臓が大きくドクンとするのが分かった。

そんな風に最近心臓の鼓動が不規則。

胸に手を当てて聞いてみても、本当に不規則なのだ。

あと、ものをとろうと思って手を伸ばしたら、急に手の力が抜けてしまったりもあった。

「…。」

寿命がどんどん迫っている気がする。

足に力なんてもうそうそう入らないし、手もしわしわになってきた。

老化があまりにも早くきちゃったみたいな気分。

話をしていてもどんなことを話していたのかを忘れる。

だからメモをしながら話している。

メモをかく手の力ももう薄れてきているけれど。