私と太陽くんが気持ちを確認してから数日後。

私はずっと綿ちゃんに踏み出せずにいた。

「まーだ言ってないのぉ?!」

そんな声が談話スペースに響いた。

談話室は誰かが使っているようで、談話スペースにみらいと来ていた。

このスペースは意外と知られていない場所で今いるのは休憩中のナースさんだけ。

と言っても知り合いの海原さんとそのお友達。

「なになに、どーしたの。みらいちゃん」

「あ。静っち!あのねこの子まだ付き合っていること綿ちゃんに言えないらしくて……。」

「そうなのねー」

いつそんなに仲良くなったのかというほどみらいと海原さんは仲良かった。

私は少し前まで海原さんを怖い存在だと思っていたけれど、最近みらいと仲いいから私も仲良くなった。

海原さんは私に相談をしてくれるくらいにまではなった。