A Little Bright Life.

ーー怖い。

助けて、太陽くん。

嘘の演技だと知っていてもそう叫んでしまいそうになる。

「ひかるちゃんっ!」

太陽くんが来てくれたことで、私は安心した。

ありがとう。

そんな感情と同時に、


《好き》



その感情の出てきた。

私、太陽くんのことがすきなんだ。

認めてしまったら生きたくなってしまう。もっともっと生きてしまいたくなる。

認められないと思ってずっと隠してきた気持ちは、今になってどんどんあふれてきてしまう。