数日後、検査が終わった綿ちゃんと話をしていた。
「そうだ、綿ちゃんわたし明日いないから」
「どうして?」
太陽くんへの作戦がようやく明日決行される。朝さんの数年ぶりの後悔を晴らすときが来るのだ。
綿ちゃんにも作戦を言ってしまってもいいのかわからなかったから少しうそをついてしまった。
「いつもお墓参りに行っているんだ、明日は曾祖母の命日で。」
はっきり言える性格だと自分で言っていたのを思い出す。言えていないじゃないか。
そういえば、私は周りを責めてばかりで、私の悪いところを探すなんてしてなかった。
病気の時だって、私のせいで気を使わせているのに、気を使わないでほしいなんて。
私は少し過去を眺めてから眠りにつこうと横になった。
明日のワクワクはすでに消えて、過去の私を責め立てるような気持ちになっていった。
「……」
綿ちゃんの少し暗い表情に目もくれずに。
私は傍から見れば、鈍感というものらしい。お姉ちゃんに言われたことがある。
私はそんなことはないとずっと思っている。人の気持ちには意外と早く気づく方だ。
過去、鈍感。そんな熟語が私の頭の中にめぐっていた。
「そうだ、綿ちゃんわたし明日いないから」
「どうして?」
太陽くんへの作戦がようやく明日決行される。朝さんの数年ぶりの後悔を晴らすときが来るのだ。
綿ちゃんにも作戦を言ってしまってもいいのかわからなかったから少しうそをついてしまった。
「いつもお墓参りに行っているんだ、明日は曾祖母の命日で。」
はっきり言える性格だと自分で言っていたのを思い出す。言えていないじゃないか。
そういえば、私は周りを責めてばかりで、私の悪いところを探すなんてしてなかった。
病気の時だって、私のせいで気を使わせているのに、気を使わないでほしいなんて。
私は少し過去を眺めてから眠りにつこうと横になった。
明日のワクワクはすでに消えて、過去の私を責め立てるような気持ちになっていった。
「……」
綿ちゃんの少し暗い表情に目もくれずに。
私は傍から見れば、鈍感というものらしい。お姉ちゃんに言われたことがある。
私はそんなことはないとずっと思っている。人の気持ちには意外と早く気づく方だ。
過去、鈍感。そんな熟語が私の頭の中にめぐっていた。
