A Little Bright Life.

『あの子ね。』

私は彼の決意を見るために少し準備してから作戦決行しようとした。

まずは、あの子と仲良くなることね。

病室は綿と一緒のようだから、ひなくんにバレないようにしなきゃ。

「よし」

申し訳ない気持ちをこれでやっと晴らせることができる。

私がしたことはいつまでも変わらないけれど、これから尽くせばいいのだと思ったあの日から九年と七か月。

やっと私の後悔の一つをつぶせそうだ。