LOVE STRAWBERRY★SHORT


「あ」

背後からの声にビクッとした俺。

それと同時にレンジがチンッと鳴った。

心臓がドキンドキンと波打っている。

アイツじゃなきゃいい。

そう思いながら手早く弁当をビニール袋に入れた。

振り返らず俺は去ろうと、体の方向を変え歩き出そうとしたが。

「…レンジどうかしたの?」

いつの間にか俺の横に。


君がいたんだ。