息が止まった。 何年たったって見間違うことなんかない。 ステージの上には、別れた彼が立っていた。 …社会にもまれて、なんだかいい感じのスーツ姿。 あ。 笑った。 全然変わらない、笑うと細くなる瞳。 そして。 誰よりも優しく柔らかく微笑む。 『六花』 『六花…』