やっぱり、怒らせちゃったかな?

 「最後に『神・僕』を代表して、ここまで読んでくれた方々に、お礼を言ってほしいんだけど・・・」

 オズオズと言うと、皇紀は読者様の画面に向かった

 「今日まで、オレ(達)のことを見守ってくれて、本当にありがとうございました。至らない作者の為、オレも散々いじめられた様に、途中、つたない文章で話も読みにくい場面もあり、皆さまに迷惑をかけたと思います」

 う・・最後の最後でけなされる?作者って・・・

 「でも、こいつはこいつなりに良くやった方ではないかと思います。もしまた、どこかでこいつ見かけたら、オレ達同様、応援してやって下さい」

 皇紀はペコリと頭を下げた

 「皇紀・・!」

 「これでいいだろ。じゃぁ、オレ行くわ。どうやらケーキバイキングの方が騒がしいし、晶がまた何かやらかしたみたいだからな」

 確かに、隣のフロアが騒がしいようだ

 皇紀は立ち上がると、『またな』と呟いて、去っていった

 「ありがとうね。皇紀」

 皇紀の後ろ姿に、そっと声をかける

 女の子の主役の物語は書いたことがあったけど、男の子は皇紀が初めてだった

 だから、不安とかもあって、上手く出来ないんじゃないかと思ったけれど、ここまで来れたのは、皇紀だからなんだと思う
本当に感謝しています。勿論、晶にも

 2人がいないと『神・僕』は成り立ちませんでした

 改めてお礼を言います。ありがとう。 皇紀&晶


 
 ◇◇◇
 
 さて・・
 ここまでは・・・・2004年12月に物語を完結させた時にした裏話です

 このあと、2023年の裏話をしたいと思います