僕達は会話するより、剣で語った方が早いと思わない?僕だって、前より上達したんだ。…1回だけ手、合わせてくれる?もし透李くんがなまってたら……学園に連れて帰るからね!」
「言ってくれるな、志瑞也。良いだろう、受けてやる。貴様こそ、手合わせの相手が居なくて腕が落ちていたなどと、拍子抜けする結果にさせてくれるなよ?」
透李がそういうや否や、志瑞也が腰に刺していたレイピアを抜いた。レイピアの形は緋女のものより細く、急所に当たれば致命傷は免れない。志瑞也はめちゃくちゃに力が強い。そして…
「…あはは!そっちこそ言ってくれるじゃねぇか!…さぁ、久々に楽しいアソビの時間だなぁ!?楽しませてくれよ!」
彼はレイピアを抜いた瞬間、普段とは見る影もないような戦闘狂と化す。学園での全学年共同訓練や、学園内トーナメントでも必ず志瑞也は透李と志瑞也の実力を知っている生徒以外をドン引きさせていた。美しく優しい彼が透李と共に省かれているのは彼の消極的な性格だけでなく、この一面があるからだろう。
「…それでいい。…来い!全て受け切ってやろう!」
カイトシールドを構え、戦闘態勢を整えた。
「言ってくれるな、志瑞也。良いだろう、受けてやる。貴様こそ、手合わせの相手が居なくて腕が落ちていたなどと、拍子抜けする結果にさせてくれるなよ?」
透李がそういうや否や、志瑞也が腰に刺していたレイピアを抜いた。レイピアの形は緋女のものより細く、急所に当たれば致命傷は免れない。志瑞也はめちゃくちゃに力が強い。そして…
「…あはは!そっちこそ言ってくれるじゃねぇか!…さぁ、久々に楽しいアソビの時間だなぁ!?楽しませてくれよ!」
彼はレイピアを抜いた瞬間、普段とは見る影もないような戦闘狂と化す。学園での全学年共同訓練や、学園内トーナメントでも必ず志瑞也は透李と志瑞也の実力を知っている生徒以外をドン引きさせていた。美しく優しい彼が透李と共に省かれているのは彼の消極的な性格だけでなく、この一面があるからだろう。
「…それでいい。…来い!全て受け切ってやろう!」
カイトシールドを構え、戦闘態勢を整えた。



