蓮糸 あむはワクワクしていた。どうしても緋女に聞いてほしい話があったから部屋まで来たのだが、あむがつく前に黒い軍服に眼帯をした美少年が緋女の部屋に入るのが見えたのだ。
彼の名前はなんだろう。新しい使用人だろうか。そう思うと、なにか少年の大声が聞こえたが緋女の部屋は防音設備が整っていてなんと言っているかまでは分からない。
しばらくしてから彼が出てきた。身長はあむより少しだけ高く、目は威圧的で表情は硬い。
ドキッと胸が高鳴ったと同時に綺麗な顔なのになぜ硬い表情なのだろう。と疑問が浮かぶ。
……彼の笑顔がみたい。衝動的に思った。
「……どうも」
微笑んで無難な挨拶を返すと彼は何も言わずふいっと顔を背け、行ってしまう。彼の肩に乗っているカエルが頭を下げているように見えた。
「なんすかあれ……。感じ悪いっすね」
聞こえないよう呟き、緋女の部屋をノックし、中に入った。
防音の部屋の中に入ったあむに、透李の呟きが届くことはなかった
彼の名前はなんだろう。新しい使用人だろうか。そう思うと、なにか少年の大声が聞こえたが緋女の部屋は防音設備が整っていてなんと言っているかまでは分からない。
しばらくしてから彼が出てきた。身長はあむより少しだけ高く、目は威圧的で表情は硬い。
ドキッと胸が高鳴ったと同時に綺麗な顔なのになぜ硬い表情なのだろう。と疑問が浮かぶ。
……彼の笑顔がみたい。衝動的に思った。
「……どうも」
微笑んで無難な挨拶を返すと彼は何も言わずふいっと顔を背け、行ってしまう。彼の肩に乗っているカエルが頭を下げているように見えた。
「なんすかあれ……。感じ悪いっすね」
聞こえないよう呟き、緋女の部屋をノックし、中に入った。
防音の部屋の中に入ったあむに、透李の呟きが届くことはなかった



