「だって、みんながサボらせてくれないんだもん。ずっとこき使われてるんだもん」 朝陽くんはぐすぐすと泣き真似をして、めそめそ言った。 「みくに聞いたよ。朝陽くんは、去年の分まで働きなさい」 「茉由ちゃん、冷たい……」 「ほら、そっちで朝陽くんのことを呼んでるよ。行ってこないと」 「うぅ……。はい、お嬢様どうなさいました?」