でも行きたい。


でも、覚悟はできない。


悶々とした日々を過ごして、でもやっぱり朝陽くんの部屋を見たいと思って、思い切って行くことにした。


その日は普通の水曜日。


でも図書室には寄らず、朝陽くんの家に行くことになった。


「みくは俺の家を知ってるでしょ? 俺は家で待ってるね」