あたしの手をずっと離さない朝陽くんと電車に乗って家に帰る。 その道すがら、 「さっきは碧たちがいて、できなかったから」 と、手をちょっと引っ張られて、ちゅっと短いキスをされた。 「来年は花火の下でキスしようね~」 「は、い」 “来年”っていうワードがうれしくて、にやけてしまう。