「キャーッ」


と一部で悲鳴があがる。


朝陽くんの言葉が聞こえたらしい。


「あ、朝陽くん、恥ずかしいから早く行きましょう」


と先輩の腕に腕をからませて引っ張っていこうとしたら、またもや「キャーッ」


という女子の悲鳴が聞こえた。