「先輩、この子が言ってただいふくです」


「可愛いね~。ほんと、真っ白」


だいふくをラグの上に置くと、だいふくはまっすぐ先輩の足元に寄っていった。


「にゃー」と言いながら、先輩の足に手をのせる。


「やばい可愛さだね、だいふくくんはー」


そう言って先輩はだいふくを抱っこした。