「ふぅ。変な家族でごめんなさい」


あたしの部屋のラグの上に先輩とふたりで座る。


「全然変じゃないよ。明るくて面白いよ。咲ちゃんもみくのお母さんも」


「そう言っていただけると助かります」


咲とママの相手でどっぷり疲れて、ブランケットの上でくつろいでいただいふくを抱き上げる。