チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!



「この子、水野みくちゃん。俺の彼女になる予定だから。本当にごめんね」


そう言って先輩はあたしの肩を抱くのをやめ、女子たちに向かって頭を下げた。


「好きになってくれてありがとう。でもごめんね。俺が好きなのはこの子なんだ」




「えっと、先輩……」

「ん?」

「さっきの……好きって本当ですか?」


「本当だよ」