「あの、すみません」 と、他校の制服の女子たちが先輩に近づいてきた。 「あの、ちょっといいですか?」 「ん?なに?」 先輩は女の子たちに向き合った。 そのうちの一人が震えながら一歩前に出て、 「あの、あの、ずっと見てました。好きです。付き合ってください」 と先輩に告白をした。