「いいじゃん、いいじゃん。俺の彼女になるってことは、自慢されるの込みだから」 そう言って朝陽くんは、ほがらかに笑った。 ぐちゃぐちゃのネクタイでも笑ってくれる優しさがうれしい。 太陽の光が当たって栗色の髪の毛がキラキラしてるのも、とってもキレイ。 そんな朝陽くんに、きゅんとまたあたしの胸は高鳴った。