でも朝陽くんはあたしの体を一瞬ぎゅっとしてから、名残惜しそうに唇を離した。 「これ以上長くなると、いろいろ我慢できなくなりそうだから」 そう言う切ない視線に、胸がとってもきゅっとする。 「だから今日は、ここまでね」 そう言って朝陽くんは、あたしの体をするっと離した。