「みくちゃん、キスしてほしいって言ったのにー。ちぇっ、キスできなのかな、残念っ」 朝陽くんはあたしをちょっと離して、あたしの顔をのぞきこんだ。 「こーんなにちっちゃくて可愛いみくちゃんに、もっと長いキスをしたかったのに。 それは今度におあずけ? 悲しいなぁ。俺、みくにキスしたいのになぁ」 「うぅっ、朝陽くんのいじわるー」