朝の日の光を浴びてる先輩、学校のカフェでランチを食べている先輩、休憩で上がった屋上で、気持ちよさそうに寝そべっている先輩。 図書室では、女子のために本をとってあげてる先輩。 物のかげから栗色の髪の毛を見ると、全員が小嶋先輩に見えてしまって、何回も別の人と間違えてしまった。 あたし、本当に先輩のことが好きなんだなぁ。 そう思っているうちに、どんどんと日にちは過ぎていって、球技大会の当日になった。